水道業界EXPO ’26

株式会社 北川鉄工所

キーワード
  • 消火栓
  • 給水栓
  • メンテナンス
  • 維持管理
  • 災害対策

災害対策に生きる技術力
消火栓・応急給水関連製品

統括本部長
木戸口 政弘氏

■「三方よし」の精神で現場の声を形に

 私たち北川鉄工所は、滋賀県彦根市に拠点を置く消火栓・給水栓の専門メーカーです。創業以来、地上式消火栓を主力としながら、「近江商人の三方よし」を指針に、官公庁の皆様や水道利用者の皆様に貢献することを目指してきました。 近年、私たちは品質・スピード・機動力に加え、健康経営にも注力しており、「健康経営優良法人2026」にも認定されました。安定した組織基盤のもと、地域の安全を担うプロフェッショナルとして日々研鑽を積んでいます。

■事業体との共同開発が拓く災害への備え

 頻発する大規模災害への対策は、水道業界にとって最優先課題の一つです。当社は消火栓製造で培った技術を活かし、各自治体様の具体的な困りごとを解決する共同開発に力を入れています。 これまでに、青森市とは避難所などでの多人数への給水を可能にする「応急給水栓」、仙台市とはタンク車への迅速な給水を叶える「緊急時給水車用給水栓」、横浜市とは初期消火と給水を両立する「強化型スタンドパイプ」などを世に送り出してきました。これらは一つの声から生まれましたが、今では同様の課題を抱える全国の自治体様で広くご活用いただいています。

■新拠点「SUPPORT CENTER」の竣工とメンテナンス体制の進化

 消火栓は設置後の維持管理が大切です。老朽化や塩害による不具合は深刻な問題です。当社は、他社製品を含めた点検・修理を行うなど、現場に寄り添ったメンテナンスを強化してきました。 この取り組みをさらに加速させるため、本年、新たな製造・研修拠点となる「SUPPORT CENTER」を竣工いたしました。 このセンターには、屋外に実際の消火栓や給水栓を設置しており、官公庁の皆様がその構造を学び、実際に触れて研修を行える場となっています。また、災害時には地域の「給水拠点」として開放することを想定しており、単なる工場を超えた、地域に開かれた「守りの拠点」としての役割を担います。

■これからも地域の拠り所として

 デジタル面では引き続き特設サイト「消火栓サポート119」を通じた情報発信を行いながら、実拠点である「SUPPORT CENTER」でのリアルな体験・研修を通じて、ハードとソフトの両面から皆様の課題解決を支援いたします。 現場の声に耳を傾け、絶え間ない製品改良と真摯なアフターフォローを徹底することで、消火栓の専門メーカーとして、皆様の揺るぎない拠り所であり続けたいと考えています。

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