建設省は六十三年度の下水道事業費をまとめた。NTT貸付の活用による開発利益吸収型事業、いわゆるA型事業を含め、国庫補助対象事業費は対前年当初予算比二二%増の一兆五千四十四億円。これに地方単独事業を加えた総事業費は同一九%増の二兆二千二百八十九億円。総事業費の当初予算時における伸びは、ここ十年間では五十四年度に次ぐもの。ほぼ十年ぶりの大幅増となる。これにより、第六次下水道整備五ヵ年計画は調整費を除いて六六%と、順調に進捗する。調査費の取り崩しは必然の情勢で、計画見直しの論議の行方が注目される。(原文ママ)
日本水道新聞社は2024年で創業70周年を迎えました。本連載では、約70年間にわたる当社の報道について、日本水道新聞、日本下水道新聞の過去の紙面を通じて、印象的な出来事を回顧していきます。70周年という節目を迎えるに当たり、創刊号からこれまでの紙面を振り返ることで、読者の皆さまに当社の報道を通じた上下水道史を伝えるとともに、われわれも歴史の教訓から学び、次の10年に向けて、新たな一歩を踏み出すきっかけとしたいと考えています。
第20回 第六次五計進捗見込み66% 19%増の2兆3000万円
昭和63年01月25日 日本下水道新聞_第0927号
2023年4月7日
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