連載 水を伝える

日本水道新聞社は2024年で創業70周年を迎えました。本連載では、約70年間にわたる当社の報道について、日本水道新聞、日本下水道新聞の過去の紙面を通じて、印象的な出来事を回顧していきます。70周年という節目を迎えるに当たり、創刊号からこれまでの紙面を振り返ることで、読者の皆さまに当社の報道を通じた上下水道史を伝えるとともに、われわれも歴史の教訓から学び、次の10年に向けて、新たな一歩を踏み出すきっかけとしたいと考えています。

第40回 近代下水道法100年 昭48年の水質保全策が基本に

平成12年_03月07日 日本下水道新聞_第1520号

2024年2月9日

わが国の下水道法が施行されたのは明治33年(1900)3月7日であり、平成12年(2000年)に100年を迎えました。わが国は古来からし尿を肥料として田畑に利用してきたこともあって、下水道の歴史は浅いといえます。明治になって海外からコレラが入ってきて流行したことをきっかけに、下水道の建設が始まりました。その後、戦争による空白を経て戦後工事が再開し、昭和33年には旧下水道法を抜本的に改正、さらに45年には水質保全策の基本的施策と位置付けて整備を進めてきましたが、課題も多いとされていました。こうした中で平成12年3月7日号では、近代下水道法100周年を特集としてまとめました。

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