国土交通省は三月三十日、民間通信事業者による下水道管きょの使用のための標準的ルールとなる「下水道管きょの使用に関するガイドライン」をまとめた。超高速インターネットの整備に向け、第一種電気通信事業者等による光ファイバー敷設のための下水道管きょ空間の活用促進が期待される。同省下水道部では、地方公共団体における管きょ使用の許可に関する運用基準の参考基準として、周知をはかるとしている。
このガイドライン策定にあたっては、地方公共団体や第一種電気通信業者から意見を聴取するとともに、（案）の段階で一般からの意見を求めた。これらを踏まえて、とりまとめられたもので、効率的な利用促進に向けた基本的な考え方が示されている。（原文ママ）