連載 水を伝える

日本水道新聞社は2024年で創業70周年を迎えました。本連載では、約70年間にわたる当社の報道について、日本水道新聞、日本下水道新聞の過去の紙面を通じて、印象的な出来事を回顧していきます。70周年という節目を迎えるに当たり、創刊号からこれまでの紙面を振り返ることで、読者の皆さまに当社の報道を通じた上下水道史を伝えるとともに、われわれも歴史の教訓から学び、次の10年に向けて、新たな一歩を踏み出すきっかけとしたいと考えています。

第15回 下水道が第一位 国民の要望、確実に増加だが

昭和56年_06月29日 日本下水道新聞_第0612号

2023年01月27日

総理府が行った「社会資本の整備に関する世論調査」において、自分が住んでいる周りの社会的な各種施設の中で、特に整備してほしいものは何かという問いに対し、「下水道」が道路と並んで第1位となりました。この結果を受けて、改めて下水道の整備に対する国民的な要望の根強さが裏付けられました。

昭和56年6月29日付の日本下水道新聞では、このニュースについて次のように書かれています。
過去、四十七年と五十二年にも同様の調査が行われており、これらに比べても、整備の要望は確実に高まっている。一方、社会資本整備の費用負担については、「負担がふえても早急に整備すべきだ」という意見が第一位を占めながらも漸減し、「負担がふえるなら、ある程度整備が遅れてもやむをえない」との声が徐々に増えている。

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