連載 水を伝える

日本水道新聞社は2024年で創業70周年を迎えました。本連載では、約70年間にわたる当社の報道について、日本水道新聞、日本下水道新聞の過去の紙面を通じて、印象的な出来事を回顧していきます。70周年という節目を迎えるに当たり、創刊号からこれまでの紙面を振り返ることで、読者の皆さまに当社の報道を通じた上下水道史を伝えるとともに、われわれも歴史の教訓から学び、次の10年に向けて、新たな一歩を踏み出すきっかけとしたいと考えています。

第5回 簡水協全国連絡協議会の設立 農山漁村振興事業として

昭和30年_12月8日 日本水道新聞_第0076号

2022年08月26日

昭和30年11月30日、東京・神田一ツ橋の共立講堂において、簡易水道全国連絡協議会の発会式と全国簡易水道大会が開かれ、会員約500名が出席しました。

昭和30年12月8日付の日本水道新聞では、同会の要旨について、次のように記しています。
1、会員は「各都道府県単位に組織された簡易水道協会等」とする。
2、役員は、会長=長野県豊科町長の時田季実氏、宮城県鳴子町長の高橋清次郎氏、 愛知県県会議長の林清一氏、広島県向島町長の佐々木梵成氏。
3、事務所は当分の間、厚生省水道課に。 農村振興のヒット行政と評価された簡易水道は、国庫補助制度の画期的拡充を目標に全国的組織化を達成し、政治力を発揚し続けて今日に至っている。全国簡易水道協議会の前身組織の熱い思いの団結運動でもあった。

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