連載 水を伝える

日本水道新聞社は2024年で創業70周年を迎えました。本連載では、約70年間にわたる当社の報道について、日本水道新聞、日本下水道新聞の過去の紙面を通じて、印象的な出来事を回顧していきます。70周年という節目を迎えるに当たり、創刊号からこれまでの紙面を振り返ることで、読者の皆さまに当社の報道を通じた上下水道史を伝えるとともに、われわれも歴史の教訓から学び、次の10年に向けて、新たな一歩を踏み出すきっかけとしたいと考えています。

第1回 公衆衛生の向上へ 日本下水道新聞の創刊

昭和44年_04月7日 日本下水道新聞_第0001号

2022年07月08日

日本水道新聞の創刊から15年後の昭和44年4月7日、日本水道新聞より下水道部門を分離、発展させ、「日本下水道新聞」が創刊されました。
当時の下水道普及率は、市街地面積に対する排水面積19.9%、市街地人口に対する排水人口31%(昭和41年度末)に過ぎませんでした。そうした中、昭和42年度から9300億円を投資する下水道整備5カ年計画、また1330億円を投じる清掃施設整備5カ年計画が閣議決定を経て、推進されていました。

創刊に当たっては、次のように日本下水道新聞の姿勢が示されています。
一.「日本下水道新聞」は、国民的な立場から、下水道の健全な整備、促進を使命にまた生活環境施設の完備した「住みよい社会」を理念に活動します。
一.「日本下水道新聞」は、使命と理念を達成するため、公正にして、自由な報道・言論機関でありたいと考えます。
一.「日本下水道新聞」は、あらゆる人びとに言論の場を提供し、その信頼と期待に応え、積極的に親しまれ活用されることを希望します。

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