表紙の人 公益財団法人福島県下水道公社理事長 益子 公司 氏
市町村支援を担っている全国の下水道公社等には、広域化・共同化や官民連携など今日的課題についてもコーディネートの役割が期待されている。中でも福島県下水道公社は、県施設の維持管理で培ったノウハウと技術力の高い職員を強みとして、福島県とともに県内下水道全体の持続に貢献している。その現状と課題を益子理事長に聞いた。
表紙バック写真 福島市・伊達市・桑折町・国見町を処理区域とする県北浄化センター
益子 公司(ますこ・こうじ)氏 プロフィール
益子 公司(ますこ・こうじ)氏 プロフィール
東京理科大学理工学部卒業。昭和61年4月福島県職員採用。平成10~11年旧運輸省第二港湾建設局工務一課、企画課出向、22年小名浜港湾建設事務所企画調査課長、29年港湾課長、31年県中建設事務所長、令和3年福島県土木部技監。5年4月より現職。座右の銘は「今が大切」、仕事の視点は「鳥の目、虫の目、魚の目」、組織運営の視点は「塔組は、木組み。木組みは、木のくせ組。木のくせ組は、人組。人組は、人の心組み。人の心組みは、棟梁の工人への思いやり。工人の非を責めず己の不徳を思え」。趣味はゴルフ、スポーツ鑑賞。昭和39年4月1日生まれ、60歳。