水道公論

昭和45年5月月刊誌としてスタートし、「豊で住みよい社会」の基盤である水道、下水道、工業用水道事業等の整備促進をベースに、国民生活を支える「水」関連事業のすべてを多角的・総合的に解説・論述する「水の総合雑誌」です。指導的な官界人・経済界人・大学の学究人など幅広い執筆陣を網羅して、詳細なデータとその分析を中心とした論文や率直な座談会・インタビューなどで「水問題の動向」を掘り下げ、分かりやすい情報誌としても親しまれています。

水道公論 2025年8月号

水道公論 2025年8月号

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授
小熊 久美子 氏

安全な水を安定的かつ持続的に提供するための浄水技術と水供給システムを研究している東京大学の小熊教授は、紫外線水処理を中心に、水処理技術の開発と評価に取り組んでいる。一方で小規模分散型の水供給システムにも注目し、水道未普及地区における実証研究や社会実装に取り組んでいる。少子高齢化や施設老朽化といった課題に直面する水道事業において、課題解決の一つの処方箋たる小規模分散型システムをいかに実装していくべきか。学の立場からのアプローチを語っていただいた。

表紙バック写真 UV-LED装置の実証3地点(Kumiko Oguma( 2023) Field demonstration of UV-LED disinfection at small and decentralized water facilities. Journal of Water & Health, jwh2023192.)

小熊 久美子(おぐま・くみこ)氏 プロフィール

小熊 久美子(おぐま・くみこ)氏 プロフィール

平成15年3月東京大学大学院工学系研究科博士課程修了・博士(工学)、同年4月同研究科都市工学専攻助手(のち助教)、17年4~9月Duke大学土木環境工学科客員講師、20年4月東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻講師、27年4月東京大学先端科学技術研究センター准教授、31年4月同大学大学院工学系研究科都市工学専攻准教授。令和5年12月から現職。趣味は水泳と料理で「水泳が好きというと趣味も水ですねと笑われます。料理はもはや趣味というより主婦業の一環で生活に欠かせません」と笑みを浮かべる。

技術最前線

目次

グラビア

  • こうろん 経営広域化への2つのコンセンサス…ナポリタンもんじゃ
  • 技術最前線
  • マンスリーフラッシュ
  • 水面は語る 第54回 コインの銀河と金のニジマス…白汚 零

表紙の人に聞く 小規模分散型水供給システムを社会実装
UV-LEDで過疎地や途上国の課題解決を …東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授 小熊 久美子 氏

逆転の思想 通勤列車混雑対策 …亀田泰武

特別寄稿 ―キプロスでドローン点検を発表―
IWA Cyprus 2025会議参加レポート …澤井隆之

連載 水循環計画の論理―再考:「沈黙の春」の小川― 第20回最終回 終章 大転換の時代を生きる!…稲場紀久雄

連載 上下水道事業の財務諸表の見方 第3回
 上下水道事業の地方公営企業会計財務諸表を読み解く—中核市の例― その① …宇野 安

技術評論 水をめぐる争い …水滴石穿

Finder 価値分析 …中里卓治

コラム 楽知る上下水道 ドローンと屈折率 …那須 基

連載 海外ODAプロジェクトの技術コンサルティング実務 
第18回 第7章 グローバルエンジニアの養成⑵ …秋永薫児

連載 宇宙の流れ 生命の流れ 水の流れ 第16回 …福井 照

クイズ 英語と一緒に学ぶ「上水道」の仕組み 第4号 水源と取水(1) …クムクム

連載 生物屋の緩速ろ過池研究 その47 サモアの濁り水対策で奮闘 …中本信忠

コラム これからのインフラを見る眼 水のナラティブ …寿司好

「下水道技術士」への道〈82〉  環境測定(選択科目Ⅱ―1―3)【排水中の窒素処理】
(選択科目Ⅱ―1―4)【生物膜法と活性汚泥法】…下水道技術士試験研究会

下を向いて歩けば 第128回 今回の大阪万博は、なあ …垣下嘉徳

余話様々・虚無恬淡 第103回 終戦前後の想い出…金子光美

  • 公論Pickup
  • 経済時評 キャッチアップ …先生任
  • 広告索引/編集後記

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連載 水を伝える
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