水道公論

昭和45年5月月刊誌としてスタートし、「豊で住みよい社会」の基盤である水道、下水道、工業用水道事業等の整備促進をベースに、国民生活を支える「水」関連事業のすべてを多角的・総合的に解説・論述する「水の総合雑誌」です。指導的な官界人・経済界人・大学の学究人など幅広い執筆陣を網羅して、詳細なデータとその分析を中心とした論文や率直な座談会・インタビューなどで「水問題の動向」を掘り下げ、分かりやすい情報誌としても親しまれています。

水道公論 2026年11月号

水道公論 2026年11月号

会津若松市上下水道事業管理者
小林 英俊氏

会津若松市上下水道局はデジタル技術を駆使して人口減少や施設老朽化に対応する水道DXを推進しており、「IoT×官民連携で実現する『水道工事施工情報システム』の実装化 ― 地域水道の持続を守る水道工事DX戦略」のテーマで、「日本DX大賞2026」におけるサステナビリティ部門優秀賞と特別賞(オーディエンス賞)をダブル受賞した。水道技術者の減少、老朽管の増加による工事量およびコストの増大、施工事業者の負担増といった課題にいかに立ち向かっているのか。小林上下水道事業管理者に先駆的取組みを聞いた。

表紙バック写真 飯盛山中腹にある戸ノ口堰洞穴。猪苗代湖の水を会津盆地に導く用水トンネルであり戊辰戦争時には白虎隊士が鶴ヶ城を目指して潜り抜けた。

小林 英俊(こばやし・ひでとし)氏 プロフィール

小林 英俊(こばやし・ひでとし)氏 プロフィール

日本大学工学部土木工学科卒業。昭和60年会津若松市入庁、建設部土木課に配属。平成27年建設部道路建設課長、31年同部企画副参事兼花と緑の課長、令和2年同部長。令和5年4月から現職。座右の銘は「常在戦場」と、いかなる時も心を乱さず冷静に落ち着いて判断するといった意味の「得意の時も失意の時も」。愛読書は漫画家東海林さだお氏のエッセイ「丸かじりシリーズ」で、人間観察の描写を楽しむ。自身も人間観察が好き。和洋中問わず老舗飲食店の食べ歩きを好む。福島県大沼郡昭和村出身。昭和38年1月22日生まれの63歳。

技術最前線

目次

グラビア

  • こうろん 食欲…幹太
  • 技術最前線

表紙の人に聞く 施工管理を効率化しDX大賞W受賞
フル管路DBで合理化と工事品質向上へ…会津若松市上下水道事業管理者 小林 英俊 氏

逆転の思想 防災マニュアルのリスク…亀田泰武

詳報 第6回インフラテクコン
高専生の知恵で地域の課題解決へ

技術の窓 現場の悩みを解決するダクタイル製品群
スゴ鉄管/TIFアダプター…㈱遠山鉄工所

連載 インフラ関係者のあるべき倫理観 第6回
「劣化するインフラ」に向き合う倫理
―技術哲学・技術倫理学の視座からの考察…金光秀和

連載 社会水道史 第8回
日本の近代のあけぼの…熊谷和哉

技術評論 W-PPPの出口戦略…中里卓治

コラム 楽知る上下水道75
風船とH-Q曲線…那須 基

連載 インフラ崩壊を食い止めろ
~硫化水素腐食への正しい理解~第9号
既存システムの硫化物制御⑶…秋永薫児

評伝 バルトンとヘルン~愛と誠に捧げた生涯~第14回
[余滴1]愛と誠、連環する絆
― 笹岡民次郎と田邊朔郎―…稲場紀久雄

解説・水道技術士試験(38)
令和8年度 上下水道部門Ⅰ―2【地球温暖化対策および脱炭素化】…技術士を目指す人の会

「下水道技術士」への道〈97〉
令和7年度 衛生工学水質管理Ⅲ―1【水道水の臭気対策】…下水道技術士試験研究会

下を向いて歩けば 第143回 再建東大寺の瓦が蓋に…垣下嘉徳

余話様々・虚無恬淡 第110回
読書あれこれ11 荘子の世界…坂本弘道

コラム これからのインフラを見る眼
バリューチェーン改革のための金融…閑明蓮啓

  • 公論Pickup
  • 経済時評 木曽川の貴重な水…山純
  • 広告索引/編集後記

過去の記事

連載 水を伝える
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