表紙の人 札幌市水道事業管理者水道局長 佐々木 康之 氏
87年積み重ねてきた歴史を将来へ受け継ぐべく、札幌市水道局は持続可能な事業を堅持しながら、様々な施策を展開している。水道を取り巻く外的環境が多様化そして複雑化し、常に変わり続けてくる時代であるからこそ、札幌水道は先を見据えて価値を高める努力を行っている。同局の舵取りを担う佐々木管理者に、札幌水道の最新状況と今後の展開を聞いた。
表紙バック写真 藻岩山山麓にある札幌市水道記念館から札幌市街を望む
佐々木 康之(ささき・やすゆき)氏 プロフィール
佐々木 康之(ささき・やすゆき)氏 プロフィール
北海道大学工学部卒。昭和61年札幌市に入庁し、水道局給水部北営業所給水設計係の配属となる。その後も白川浄水場や給水部計画課で水道実務に携わるとともに、厚生労働省や江別市水道部への派遣を経験する。以降は、市民まちづくり局総合交通計画部都市交通課地域交通担当課長、同課路面電車活用担当課長、水道局給水部計画課長、手稲区土木部長、水道局給水部浄水担当部長、東区長、建設局長を歴任し、令和4年4月から現職。休日は読書に励むが、印象に残った一冊を聞けば「レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』。仕事をしていく中で感性を鈍化させないことが大事と思った」と語る。昭和38年8月生まれの60歳。