表紙の人 環境省水・大気環境局長 土居 健太郎 氏
7月の再編で新体制となった環境省水・大気環境局では、環境保全や公害対策に加えて、ALPS処理水海洋放出に係る海域モニタリングやPFAS対応など、新たな社会的・国際的課題への対応が求められている。そして来年4月には、水道整備・管理行政のうち、水質・衛生関係の業務が厚生労働省から同局に移管される。同局のトップとして舵取りを担う土居局長に、今後の施策展開等への意気込みを聞いた。
表紙バック写真 琵琶湖での漁業
土居 健太郎(どい・けんたろう)氏 プロフィール
土居 健太郎(どい・けんたろう)氏 プロフィール
平成2年3月北海道大学大学院工学科修士課程修了。同年4月厚生省採用、生活衛生局水道環境部環境整備課配属。平成29年7月環境省福島地方環境事務所長(併任:福島地方環境事務所中間貯蔵施設等整備事務所長)、平成30年4月同省環境再生・資源循環局総務課長、令和2年7月同省大臣官房審議官、令和3年7月同省環境再生・資源循環局次長、令和4年7月同局長、令和5年7月から現職。好きな言葉は「これでいいのだ」、物事を決めた後に迷いが生じても、この言葉を唱えて迷いを断ち切るという。趣味は革細工と木工で、休日は無我の境地でものづくりに励む。昭和40年6月6日生まれの58歳。