表紙の人 公益社団法人全国上下水道コンサルタント協会会長 間山 一典 氏
公益社団法人全国上下水道コンサルタント協会は▽人材確保支援▽技術・品質・倫理向上支援▽多様な官民協働の推進▽協会活動の強化――に取り組んでいる。とくに「担い手不足の中での人材確保」は大きな課題であり、人材確保支援における会員企業の条件整備や事業環境の改善、人材育成手法の確立等に努めている。一方で時代の変化に適応するため、業務領域の拡大が求められ、課題は山積している。就任後1年が経った間山水コン協会長に水コンサルタントの今後の進むべき方向性を聞いた。
表紙バック写真 水コン協会員「水の写真」優秀作品 「初夏の蔦沼と八甲田山」
間山 一典(まやま・かずのり)氏 プロフィール
間山 一典(まやま・かずのり)氏 プロフィール
昭和57年3月北海道大学工学部衛生工学科卒業、同年4月株式会社日水コン入社、本社水道事業部水道部設計一課配属。平成7年4月東京水道事業部技術第三部計画第二課長、19年4月同事業部技術第一部長、23年4月東部水道事業部長、24年12月執行役員水道事業部長、25年12月執行役員事業統括本部副本部長兼水道事業部長、27年4月常務執行役員事業統括本部副本部長兼水道事業部長。平成31年3月株式会社日水コン代表取締役社長就任。公益社団法人全国上下水道コンサルタント協会では、令和元年から副会長、2年からは関東支部長を兼任し、4年6月に会長に就任。休日は散歩を楽しみ、「歩いていると考えがまとまる。歩き続けると頭がリセットされ気分転換になる」という。かつては映画館での鑑賞や喫茶店での読書も楽しんだが「コロナ禍で足が遠のいた、基本的に不器用でめんどうくさがり屋」。北大時代の思い出は丹保憲仁先生に教わったことで、「丹保先生の卒論指導を受けた最後の代」とのこと。昭和34年8月生まれ。