水道公論

昭和45年5月月刊誌としてスタートし、「豊で住みよい社会」の基盤である水道、下水道、工業用水道事業等の整備促進をベースに、国民生活を支える「水」関連事業のすべてを多角的・総合的に解説・論述する「水の総合雑誌」です。指導的な官界人・経済界人・大学の学究人など幅広い執筆陣を網羅して、詳細なデータとその分析を中心とした論文や率直な座談会・インタビューなどで「水問題の動向」を掘り下げ、分かりやすい情報誌としても親しまれています。

水道公論 2023年3月号

水道公論 2023年3月号

表紙の人 末柄 勝朗 氏

日本一の流域下水道施設を、熟練の技術で支える公益財団法人埼玉県下水道公社――県、市町・一部事務組合、関連企業と連携を図りながら県民の安心・安全に貢献する同公社は、県業務の代行に加え、市町村支援にも注力している。トップとして舵取りを担う末柄理事長に、豊富な行政経験から培った、業務に臨む姿勢や様々な課題解決に向けた方向性を伺った。

表紙バック写真 新河岸川水循環センター「ツインタワー」(埼玉の下水道フォトコンテスト最優秀賞)

末柄 勝朗(すえがら・かつろう)氏 プロフィール

末柄 勝朗(すえがら・かつろう)氏 プロフィール

國學院大學法学部卒。昭和61年埼玉県庁入庁。平成10年青少年課主査(埼玉県警察本部少年課派遣)、17年市町村課主幹(埼玉県白岡町派遣)、23年人事課副課長、25年都市整備部付(埼玉県住宅供給公社派遣)、29年都市整備政策課長、31年都市整備部付(埼玉県公園緑地協会派遣)。令和3年環境部環境未来局長、4年4月より現職。座右の銘は米沢藩主の上杉鷹山が唱えた「為せば成る」で、「あきらめない意志が重要」と思いを込める。愛読書は歴史小説で、行田市の忍城が舞台になった「のぼうの城」などの戦国時代ものを好むほか、経済関係の雑誌にも目を通す。健康維持を兼ねてテニスを嗜み、3人の娘との交流が安らぎであるという。昭和39年3月生まれ。

技術最前線

目次

グラビア

  • こうろん センシング …幹太
  • 技術最前線
  • マンスリーフラッシュ
  • 水面は語る 第25回 ポスト・コロナと陰謀論 …白汚 零

表紙の人に聞く
県全域の下水道施設支援を視野に
…埼玉県下水道公社理事長 末柄 勝朗氏

記者座談会 ストップ!ザ・不調不落

逆転の思想 日本語の急速な英語化 …亀田泰武

特別寄稿 下水道資源の肥料利用拡大に向けて …姫野修司

3人の会① 「公営企業の経営のあり方に関する研究
会報告書」を踏まえて …工藤克典

海外水ビジネス研究会 名古屋講演会記録②
「ベトナムを含むアジアのPPP法令と水ビジネス」
…鈴木康二

追悼 今井茂樹さんを偲んで …工藤克典

シリーズ 海外水ビジネスの要点を探る47
水道事業と環境会計 …森本達男、三輪千里

コラム 海外水ビジネスの眼 水道と鉄道 …寿司好

技術評論 9.11同時多発テロから学ぶ
~想定外に備える~ …中里卓治

コラム 楽知る上下水道㉛ 安全運転と調和平均 …那須 基

連載 下水処理場におけるエネルギー自立化の状況⑦
国・地域の政策や基準化の動向(後編) …NJS

連載 生物屋の緩速ろ過池研究 その18
生物は必死で増えようとしている。
ろ過池の微小生物の活躍を考える。 …中本信忠

連載 器に随いて主となれば皆真なり―11― …福井 照

解説・水道技術士試験⒃ Ⅱ―2―1【水安全計画】
Ⅱ―2―2【耐震化計画】 …技術士を目指す人の会

■「下水道技術士」への道〈53〉
Ⅱ―2―1【流域治水】 …下水道技術士試験研究会

下を向いて歩けば 第九十九回 子供たちを幸せに、
とサンタは天翔ける …垣下嘉徳

隔月連載 大ちゃんのつぶやき ギャンブルの罠 …杉戸大作

  • 経済時評 凍結漏水 誰が責任ぞ …寿留女固目
  • 公論Pickup
  • 広告索引/編集後記

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