表紙の人 末柄 勝朗 氏
日本一の流域下水道施設を、熟練の技術で支える公益財団法人埼玉県下水道公社――県、市町・一部事務組合、関連企業と連携を図りながら県民の安心・安全に貢献する同公社は、県業務の代行に加え、市町村支援にも注力している。トップとして舵取りを担う末柄理事長に、豊富な行政経験から培った、業務に臨む姿勢や様々な課題解決に向けた方向性を伺った。
表紙バック写真 新河岸川水循環センター「ツインタワー」(埼玉の下水道フォトコンテスト最優秀賞)
末柄 勝朗(すえがら・かつろう)氏 プロフィール
末柄 勝朗(すえがら・かつろう)氏 プロフィール
國學院大學法学部卒。昭和61年埼玉県庁入庁。平成10年青少年課主査(埼玉県警察本部少年課派遣)、17年市町村課主幹(埼玉県白岡町派遣)、23年人事課副課長、25年都市整備部付(埼玉県住宅供給公社派遣)、29年都市整備政策課長、31年都市整備部付(埼玉県公園緑地協会派遣)。令和3年環境部環境未来局長、4年4月より現職。座右の銘は米沢藩主の上杉鷹山が唱えた「為せば成る」で、「あきらめない意志が重要」と思いを込める。愛読書は歴史小説で、行田市の忍城が舞台になった「のぼうの城」などの戦国時代ものを好むほか、経済関係の雑誌にも目を通す。健康維持を兼ねてテニスを嗜み、3人の娘との交流が安らぎであるという。昭和39年3月生まれ。