水道公論

昭和45年5月月刊誌としてスタートし、「豊で住みよい社会」の基盤である水道、下水道、工業用水道事業等の整備促進をベースに、国民生活を支える「水」関連事業のすべてを多角的・総合的に解説・論述する「水の総合雑誌」です。指導的な官界人・経済界人・大学の学究人など幅広い執筆陣を網羅して、詳細なデータとその分析を中心とした論文や率直な座談会・インタビューなどで「水問題の動向」を掘り下げ、分かりやすい情報誌としても親しまれています。

水道公論 2022年9月号

水道公論 2022年9月号

表紙の人 影山 剛士 氏

市制50周年を迎えた湖西市は、人口減少に歯止めをかけ地域を持続可能にすべく「職住近接」をキーワードにさまざまな施策に取り組んでいる。越県では全国初となった水道料金収納業務共同化、水道とガス事業の官民連携、そして水道スマートメーターのポテンシャルを最大限活用した市民サービス向上と基盤強化などについて、影山市長に伺った。

表紙バック写真 朝陽を浴びて輝く浜名湖湖畔(湖西フォトコンテスト入賞作品)

影山 剛士(かげやま・たけし)氏 プロフィール

影山 剛士(かげやま・たけし)氏 プロフィール

早稲田大学法学部卒業。平成10年大蔵省入省。19年外務省在上海日本国総領事館領事、23年内閣府行政刷新会議事務局参事官補佐、27年財務省主計局予算執行企画室総括課長補佐。28年財務省退官、同年湖西市長就任、現在に至る。高校時代は軟式野球部で活躍、市長就任後も「全力投球」を座右の銘としている。早大在学時は、静岡県西部出身者の県人会である遠州人会幹事長、県人会の全国組織である全国早稲田学生会連盟常任委員会委員長として、郷里を同じくする学生、そして全国から集まった地方出身学生の親睦のためにリーダーの立場で尽力したという。昭和49年5月湖西市生まれ。

技術最前線

目次

グラビア

  • こうろん 真正の利殖 …清野 馨
  • 下水道展'22東京来場者数3万人を記録
  • 埼玉県内で豪雨 ポンプ場が冠水
  • マンホール蓋活用し市民にPR
  • 危機対応に備え訓練に力結集
  • 技術最前線
  • マンスリーフラッシュ
  • 水面は語る 第19回 秋の夜長に月を射る …白汚 零

表紙の人に聞く
職住近接とDXで地域持続に挑む …影山 剛士氏

記者座談会 国の水行政のルーツと今後

逆転の思想 現場力 …亀田泰武

新連載 下水処理場におけるエネルギー自立化の状況

  • ①  エネルギー自立化の状況(前編) …NJS

歴史探訪 相手を思いやる情熱を
―渋沢栄一 コレラと東京市水道― …高倉克也

特別寄稿 多摩川河口水門の話 …松岡隆文

シリーズ 海外水ビジネスの要点を探る41
小規模水供給システムの管理に資する類型別分類と
課題への対応策の検討 …山口岳夫

コラム 海外水ビジネスの眼
アジアのエネルギー安全保障(石炭依存からの脱却) …アリス

技術評論 給水装置の耐震化! …虚心坦懐

FINDER 想定外考 …中里卓治

コラム 楽知る上下水道 ㉕
料理とケーキ …那須 基

連載 器に随いて主となれば皆真なり-5- …福井 照

連載 生物屋の緩速ろ過池研究 その12
濁り対策で化学薬品を使わない粗ろ過 …中本信忠

解説・水道技術士試験⒀ …技術士を目指す人の会

「下水道技術士」への道〈47〉 …下水道技術士試験研究会

下を向いて歩けば 第九十三回
東京都内の新しい蓋 …垣下嘉徳

隔月連載 大ちゃんのつぶやき 黒4ダムに思う …杉戸大作

  • 経済時評 流域治水と地域資源 …椿堡辰三
  • 公論ダイジェスト
  • 広告索引/編集後記

過去の記事

連載 水を伝える
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