表紙の人 神戸市水道事業管理者水道局長 藤原 政幸 氏
全国で7番目の近代水道である神戸市の水道事業は、施設の更新需要の増大、物価高騰の影響下における財源確保、人口減少による給水収益の減少といった課題に直面しつつも、各種経営改革や大規模施設の着実更新、予防保全型の維持管理による長寿命化、DX・AI活用による業務効率化といった取組みを進めている。令和6年度水道イノベーション賞においてはAI審査アプリが大賞に、応急給水における情報共有ツールが特別賞に選ばれるなど、その先進性が注目を集めている。神戸市において日本水道協会全国会議の開催を迎えた今、藤原管理者に神戸市水道の現状と先進性、阪神・淡路大震災30年への想い、全国会議開催地としての抱負を聞いた。
藤原 政幸(ふじわら・まさゆき)氏 プロフィール