表紙の人 清塚雅彦・(公財)水道技術研究センター常務理事各地域の持続的な発展が水道の基盤強化に繋がる
水道技術研究センター(JWRC)の清塚雅彦常務理事は、北海道大学大学院で上水道を学び、横浜市水道局に入局して以来、35年間にわたり水道一筋のキャリアを重ねた生粋の水道技術者だ。水道局勤務の中でどのような知識と経験を重ね、後進を育成するためにどのような仕組みを構築したのか。また、その経験を踏まえ、JWRCの常務理事として、横浜水道だけではなく、水道界の基盤強化をどう推進していくのか。忌憚のない考えをお聞きした。
表紙バック写真 桜が咲き誇る横浜市水道局の小雀浄水場
清塚 雅彦(きよづか・まさひこ)氏 プロフィール
清塚 雅彦(きよづか・まさひこ)氏 プロフィール
昭和59年に北海道大学大学院工学研究科衛生工学専攻修士課程修了、同年横浜市入り、水道局施設部施設課施設係に配属。担当課長(水道技術研究センター浄水技術部長)、浄水部川井浄水場長、施設部長、浄水部長、給水部長、担当理事・配水部長などを歴任し、平成31年3月に退職、同年4月より現職。技術士(上下水道部門、総合技術監理部門)。座右の銘は「有言実行」。昔は引っ込み思案だったそうだが、ある時から有言実行を行うように。趣味はサッカー観戦。横浜FCが西谷浄水場に練習拠点を構えて以来、サポーターを続けており、ホームゲームはほぼ全試合、近年はアウェーゲームも2試合程度観戦する。旅行先で現地のおいしい料理をその土地のお酒とともに楽しむことも好む。昭和33年生まれ、新潟県南魚沼郡(現南魚沼市)出身。