水道公論

昭和45年5月月刊誌としてスタートし、「豊で住みよい社会」の基盤である水道、下水道、工業用水道事業等の整備促進をベースに、国民生活を支える「水」関連事業のすべてを多角的・総合的に解説・論述する「水の総合雑誌」です。指導的な官界人・経済界人・大学の学究人など幅広い執筆陣を網羅して、詳細なデータとその分析を中心とした論文や率直な座談会・インタビューなどで「水問題の動向」を掘り下げ、分かりやすい情報誌としても親しまれています。

水道公論 2020年4月号

水道公論 2020年4月号

表紙の人 清塚雅彦・(公財)水道技術研究センター常務理事各地域の持続的な発展が水道の基盤強化に繋がる

水道技術研究センター(JWRC)の清塚雅彦常務理事は、北海道大学大学院で上水道を学び、横浜市水道局に入局して以来、35年間にわたり水道一筋のキャリアを重ねた生粋の水道技術者だ。水道局勤務の中でどのような知識と経験を重ね、後進を育成するためにどのような仕組みを構築したのか。また、その経験を踏まえ、JWRCの常務理事として、横浜水道だけではなく、水道界の基盤強化をどう推進していくのか。忌憚のない考えをお聞きした。

表紙バック写真 桜が咲き誇る横浜市水道局の小雀浄水場

清塚 雅彦(きよづか・まさひこ)氏 プロフィール

清塚 雅彦(きよづか・まさひこ)氏 プロフィール

昭和59年に北海道大学大学院工学研究科衛生工学専攻修士課程修了、同年横浜市入り、水道局施設部施設課施設係に配属。担当課長(水道技術研究センター浄水技術部長)、浄水部川井浄水場長、施設部長、浄水部長、給水部長、担当理事・配水部長などを歴任し、平成31年3月に退職、同年4月より現職。技術士(上下水道部門、総合技術監理部門)。座右の銘は「有言実行」。昔は引っ込み思案だったそうだが、ある時から有言実行を行うように。趣味はサッカー観戦。横浜FCが西谷浄水場に練習拠点を構えて以来、サポーターを続けており、ホームゲームはほぼ全試合、近年はアウェーゲームも2試合程度観戦する。旅行先で現地のおいしい料理をその土地のお酒とともに楽しむことも好む。昭和33年生まれ、新潟県南魚沼郡(現南魚沼市)出身。

目次

グラビア

  • こうろん せめて働き方改革のきっかけに …ナポリタンもんじゃ
  • 統合・広域連携 進む基盤強化への動き
  • 新型コロナウイルス事業継続と拡大防止へ
  • インターアクア2020 次代の水利用を展望
  • 未来を見据え さらなる効率化を
  • 技術最前線 アクアインテック、日本鋳鉄管、ブルーイノベーション
  • マンスリーフラッシュ

表紙の人に聞く 
各地域の持続的な発展が水道の基盤強化に繋がる …清塚雅彦氏

記者座談会 指定工事事業者制度を巡る動向

逆転の思想 再びビッグマック指数 …亀田泰武

水コン協主催座談会 水道法改正とコンサルタントの役割 -前編-

座談会 BISTRO下水道のさらなる展開とSDGsへの貢献

技術評論 ブラックボックス …一水四見

公論交差点 明治中期頃の三か所の専用水道について …鈴木繁

Finder~技術者の視点から~㉚農政改革 …中里卓治

シリーズ 海外水ビジネスの要点を探る⑫
水ビジネスは社会インフラか経済インフラか …工藤克典

コラム 海外水ビジネスの眼 PPP/PFIの背景にあるもの …NY

「下水道技術士」への道(18)…下水道技術士試験研究会

余話様々・虚無恬淡 第68回 三浦半島所々 …齋藤健次郎

海外短信 たばこ談義 …齋藤博康

下を向いて歩けば 
第六十四回 ベートーヴェン生誕250年ですが …垣下嘉徳

  • 経済時評 諦めてはいけない …真保秀幸
  • 公論ダイジェスト
  • 広告索引/編集後記

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