広島市水道事業管理者広島市水道局長
桝原 茂 氏
広島市の水道は明治32年(1899)年から給水を開始、市勢の発展に伴って拡張工事を重ね、昭和20年(1945)年に世界最初の原子爆弾で壊滅的な被害を受けた際にも、一時も断水することなくこれを克服。今日まで万全な給水体制を確保しながら安定給水を継続し、127年にもわたる不断水の歴史を紡いできた。経営環境が厳しい状況に直面する中、広島市水道局のトップとして桝原水道事業管理者が今春に就任した。
10月29日~ 31 日に広島市における日本水道協会全国会議の開催を迎える今、桝原管理者に事業経営の考えや全国会議への抱負を伺った。
表紙バック写真 広島市の市街地と遥かに瀬戸内海の島々を望む
桝原 茂(ますはら・しげる)氏 プロフィール