表紙の人 厚生労働省 医薬・生活衛生局 水道課長 熊谷 和哉 氏
厚生労働省水道課長に熊谷氏が就任して以来、約1年半が経過。その間の経緯と活動を振り返りつつ、水道の基盤強化ならびに第四世代の水道の実現に向けた方策などを聞いた。広域連携のための最初で最大の基盤情報は、地域単位の地域水道地図と周辺地域を含めた地域水道事業史だと指摘、当事者間だけでは処理しにくい問題が発生し、第三者的な存在が求められるのであれば、厚生労働省水道課も協力していく意向を示した。
表紙バック写真 戦前の民営水道・玉川水道が持っていた緩速ろ過の浄水場跡。現在は公園の一部。
熊谷 和哉(くまがい・かずや)氏 プロフィール
熊谷 和哉(くまがい・かずや)氏 プロフィール
平成3年3月に北海道大学大学院工学研究科衛生工学修士課程修了、同年4月に厚生省入り。水資源機構経営企画部審議役、厚生労働省健康局水道課課長補佐・水道計画指導室長、環境省大臣官房総務課環境情報室長、富山県生活環境文化部次長・理事、水資源機構経営企画本部経営企画部次長、環境省水・大気環境局水環境課長を歴任し、令和元年8月1日に現職に就任。趣味はダイエットとその他(スキー、ドライブ、ジョギング、水泳、街歩きと多彩)。ジョギングは4年連続で1000㎞以上を走破する一方、年間の自動車の走行距離は2000kmにとどまるという。愛読書は「地図の歴史 世界編・日本編」(織田武雄)など地図好き。好きな言葉は「規則で教育ができるか。紳士たれそれで十分だ(クラーク博士)」。昭和40年9月2日、大阪生まれ。