水道公論

昭和45年5月月刊誌としてスタートし、「豊で住みよい社会」の基盤である水道、下水道、工業用水道事業等の整備促進をベースに、国民生活を支える「水」関連事業のすべてを多角的・総合的に解説・論述する「水の総合雑誌」です。指導的な官界人・経済界人・大学の学究人など幅広い執筆陣を網羅して、詳細なデータとその分析を中心とした論文や率直な座談会・インタビューなどで「水問題の動向」を掘り下げ、分かりやすい情報誌としても親しまれています。

水道公論 2020年12月号

水道公論 2020年12月号

表紙の人 広島市水道事業管理者・水道局長 友広整二 氏

表紙バック写真 平成10年度に取得し、市民とともに森林保全活動等を行っている「太田川源流の森」。

友広 整二(ともひろ・せいじ)氏 プロフィール

友広 整二(ともひろ・せいじ)氏 プロフィール

昭和61年3月 広島大学大学院工学研究科(環境工学専攻)修了、同年4月広島市に採用され水道局拡張部計画課に配属。平成24年4月同局配水部安佐南工事事務所長、26年4月同局技術部技術管理課長、29年4月同局技術部維持担当部長、30年4月同局次長(兼)技術部長、水道技術管理者などを経て、31年4月より現職。
座右の銘は「熟慮断行」。水道事業は大きな転換期を迎えているが、将来を見据え、今何をするべきかをしっかりと考えた上で、着実に実行していきたいと語る。「職場は明るく、仕事は楽しく前向きに」を常に心がけ、職場の雰囲気づくりを大切にしている。趣味はスポーツ観戦。テレビでの広島カープの試合は、ストレス解消のつもりで欠かさず見ているが、逆にストレスが溜まる一方で困っているとのこと。運動不足解消のため、8階の執務室へは毎日階段を利用している。昭和36年8月生まれ。

目次

グラビア

  • こうろん 生をまもる上下水道 …ナポリタンもんじゃ
  • 工業用水道等の事業接続へ多様な取組み
  • 自民党水道議連 安定確保・デジタル化推進を要望
  • 注目の委員会・検討会が続々始動 下水協/国交省
  • 業界団体活動 新たな展開 バルブ工業会・鉄蓋工業会/水コン協/水管協
  • ダクタイル鉄管の需要拡大へ弾み
  • さらなる管更生の採用・普及促進へ
  • 官民連携最前線 地域バイオマスの利活用/台帳システムで管内調査
  • マンスリーフラッシュ

表紙の人に聞く
時代の転換期に、事業のさらなる発展に向けて挑戦 …友広 整二氏

記者座談会 環境問題と水道「ボトル水」

てい談 安全で強靱な水道管路の実現に向けて
~水道用鋼管の沿革と展望~

シリーズ 海外水ビジネスの要点を探る⑳
ベトナムを含む東南アジアでの事業展開 …田路明宏

コラム 海外水ビジネスの眼
世銀グループと公的金融機関の規模比較① …NY

コラム 楽知る上下水道 ④給料消費と塩素消費 …那須 基

連載 列車トイレ世界編 ⑥トルコ …清水 洽

海外短信 遥かなるアルゼンチン・タンゴ …齋藤博康

技術評論 ファクトとフェイク
~SNS普及の功罪を考える~ …一水四見

歴史探訪 日本下水道施設管理業協会 歴代会長物語
第二話 『二代目 八田達雄会長の巻』 …村國政春

研究報告 「土佐日記」謎の2日間 その一 …梶野勝司

余話様々・虚無恬淡 
第74回 欧州人孔蓋の様々-2 フランス編 …亀田泰武

「下水道技術士」への道〈26〉 …下水道技術士試験研究会

Finder~技術者の視点から~㊱ 東京五十 …中里卓治

下を向いて歩けば 第七十二回 ならば神仏習合で調伏 …垣下嘉徳

  • 経済時評 公共投資が切り拓く経済再生 …真保秀幸
  • 公論ダイジェスト
  • 広告索引/編集後記

過去の記事

連載 水を伝える
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