水道公論

昭和45年5月月刊誌としてスタートし、「豊で住みよい社会」の基盤である水道、下水道、工業用水道事業等の整備促進をベースに、国民生活を支える「水」関連事業のすべてを多角的・総合的に解説・論述する「水の総合雑誌」です。指導的な官界人・経済界人・大学の学究人など幅広い執筆陣を網羅して、詳細なデータとその分析を中心とした論文や率直な座談会・インタビューなどで「水問題の動向」を掘り下げ、分かりやすい情報誌としても親しまれています。

水道公論 2020年10月号

水道公論 2020年10月号

表紙の人 東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻教授 片山浩之 氏

表紙バック写真 東京タワーから眺めた東京湾

片山 浩之(かたやま・ひろゆき)氏 プロフィール

片山 浩之(かたやま・ひろゆき)氏 プロフィール

1998年3月東京大学大学院博士課程修了、同年4月同工学系研究科都市工学専攻助手、2002年1月同講師、2007年10月同准教授、2016年9月~2018年7月日越大学派遣を経て、2019年4月現職に就任。座右の銘はないというが、好きな言葉は母校の灘高校の校是である『精力善用』『自他共栄』。趣味は囲碁。高校生の日本代表主将を務め、小学5年生の時にプロ棋士の誘いを受けた。旅行も好きで、買い物とタクシーで使うくらいならタイ、ベトナム、中国、韓国、ドイツ、フランス、スペインなどの多国語を話す。読書のジャンルは幅広く、言語学者のスティーブン・ピンカー、進化生物学者のスティーブン・ジェイ・グールド、司馬遼太郎、世代別思考回路に関する本などを読破している。1970年生まれ、芦屋市出身。

目次

グラビア

  • こうろん ウイズ・ポストコロナ社会と気候危機、その対応は如何 …水未来の流離人
  • 令和2年7月豪雨 経験生かし被害軽減へ
  • WITHコロナ時代に対応 工夫凝らした取組みさまざま
  • AI・IoT・VRで効果創出へ
  • 日水協 令和2年度イノベーション賞
  • ひろがるマイボトルの習慣
  • 技術最前線 建築設備用ポリエチレンパイプシステム 研究会/ラサ商事/フジテコム/テレネット
  • マンスリーフラッシュ

表紙の人に聞く
水中のウイルス濃縮法を開発し日本の上下水道処理の改善提案 …片山浩之氏

記者座談会
頻発する豪雨・台風への予防策

逆転の思想 古い建造物の再建保存 …亀田泰武

研究報告 平成時代30年間の水道「光と影」…水道事業活性化懇話会

技術報告 コンクリートとアスファルトの自己治癒技術は地球を救う…會澤高圧コンクリート㈱

連載 列車トイレ世界編 ②スイス …清水 洽

技術評論 水道の使用水量減少と人口減少との関係 …多芸無芸

歴史探訪 日本下水道施設管理業協会 歴代会長物語
第一話 『吉澤信一初代会長の誕生』 …村國政春

海外短信 海外人名考 …齋藤博康

シリーズ 海外水ビジネスの要点を探る⑱
ADBのPPP支援業務の概要と水事業PPP案件形成 …安間匡明

コラム 海外水ビジネスの眼 最近の公益事業の動き …NY

コラム 楽知る上下水道 ②ネバネバとサラサラ …那須 基

公論交差点 性能が持続する深井戸の構造と管理 …古賀輝彦

Finder~技術者の視点から~㉟ 技術証言⑵ …中里卓治

余話様々・虚無恬淡 第73回 読書あれこれ⑸
永井荷風の生き方 …坂本弘道

「下水道技術士」への道(24)…下水道技術士試験研究会

下を向いて歩けば 第七十回 疫病には宇都宮の名物 …垣下嘉徳

  • 経済時評 柔軟なデジタル化の推進を …真保秀幸
  • 公論ダイジェスト
  • 広告索引/編集後記

過去の記事

連載 水を伝える
連載 水を伝える
ページの先頭に戻る