表紙の人 東京都市大学 建築都市デザイン学部 都市工学科 教授 長岡裕 氏
今号の表紙の人に聞くでは、膜ろ過や管路、広報などの幅広い研究を行うと同時に、数多くの公的機関・団体の委員を歴任、さらには水を語る会の幹事長、下水道広報プラットホームの会長を務めるなど、多彩な活動を展開している東京都市大学の長岡教授にご登場いただき、上下水道を取り巻く課題への対応、広報のあり方などをお聞きした。長岡教授は最大の課題は“ヒト”の問題だとして、官民の役割分担を議論する必要性を訴えたほか、明確な目的を持った広報を行うよう主張した。
表紙バック写真 東京都市大学世田谷キャンパスのSAKURA CENTER
長岡 裕(ながおか・ひろし)氏 プロフィール
長岡 裕(ながおか・ひろし)氏 プロフィール
1988(昭和63)年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、同年東京大学工学部助手、1990(平成2)年武蔵工業大学工学部講師、1995(平成7)年同助教授、2006(平成18)年同教授。2009(平成21)年4月大学名称の変更により東京都市大学工学部教授、2020(令和2)年4月に学部・学科名の名称変更等により同建築都市デザイン学部教授。趣味の一つは競馬。夢は日本産の競走馬、できれば日本人騎手で凱旋門賞に勝利すること。座右の銘は特にないが、行動原理は「人を嫌な気持ちにさせないようにすること」。可能な限り委員会等の依頼は断らないようにしているが、中には重い内容の委員会等もあるとか。1959(昭和34)年生まれ。