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株式会社 北川鉄工所
【HP】
【キーワード】
給水設備、災害対策、消火栓、給水栓、給水タンク車
【検索カテゴリ】
メーカー(管路関係…バルブ、蓋、タンク、給水設備を含む)、給水サービスの維持向上、災害・事故時対応力(応急活動)向上
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災害対策に生きる技術力
消火栓・応急給水関連製品
■歩いて聞いて「三方よし」へ
 当社は創業以来、地上式・地下式の消火栓を主力製品としてきたメーカーです。他社へのOEM供給も行っており、国内のみならず開発途上国などでも当社の消火栓を活用いただいています。また、平成7年の阪神・淡路大震災を契機として緊急時の応急給水活動にも目を向け、関連製品の開発・提供に取り組んでいるところです。
 本社は滋賀県彦根市にありまして、目指すところの一つは「近江商人の三方よし」です。全国を歩いていろいろなお話に耳を傾け、自治体や水道事業体の皆さまにも、水道利用者の方々にも喜ばれるような商売をしたいと考えています。

■事業体との共同開発 
 毎年のように大規模な地震や水害が発生する昨今では、全国の水道において、災害への備えが最も重要な課題となっています。当社はものづくりに徹するメーカーですから、消火栓の技術を生かしてお役に立てないものかと聞いて回り、ご要望に応える形で製品開発を進めてきました。
 そういった経緯から、水道事業体との共同開発で誕生した製品も少なくありません。青森市と開発した「連結型応急給水栓」は、有事の際に給水栓や消火栓と接続することで、より多くの方々への給水ができるようになります。水道施設に設置する「緊急時給水車用給水栓」は仙台市と開発したもので、タンク車へのスムーズな給水が可能です。横浜市とは、管の排水作業に従事する職員の方々からご要望をいただき、全体的に強度を向上させた「強化型スタンドパイプ」を完成させました。

■消火栓は初動の要 
 災害時には消火栓からの応急給水も想定されますが、老朽化するとさび水が出てくることもありますし、当然ながら消火目的の利用が優先されます。そうした状況を踏まえ、「避難所となる場所に応急給水専用の拠点を作っておきたい」というご相談もいただくようになりました。
 一方で、消火栓の更新にはなかなか手が回らないのも現実です。現行製品にはさまざまな改善が施されていますが、海岸沿いなどの古い消火栓は塩害でひどく腐食し、弁が開閉せず作動しなかったという事故が何度も起きています。初期消火は人命を左右しますから、そのような消火栓は解消しなくてはなりません。
 全ての消火栓を取り換えるのが一番なのですが、現場を歩く中で、そうはいかないことも肌で感じています。とは言え、動かない消火栓に意味はありませんので、他社製品であろうとも状態が悪いものは修理させていただき、災害への備えのお手伝いをしています。自治体からのご相談を受け、立入禁止が続いている福島の避難指示区域でも、除染作業のための消火栓を修理させていただきました。
 信頼関係はそうした中で築かれますので、これからも現場の声に耳を傾けた取組み、製品づくりに努める企業でありたいと思います。絶え間ない製品改良と真摯なメンテナンス・アフターサービスで、安心で安全な水供給に貢献してまいります。


・・・・・・・・・・・・・ 画像はクリックで拡大表示されます ・・・・・・・・・・・・・・



統括本部長
木戸口 政弘氏

連結型応急給水栓

緊急時給水車用給水栓(MOR-V)

緊急時給水車用給水栓(MOR-X)  強化型スタンドパイプ
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