水道公論

水道公論 2019年12月号

水道公論2019年12月号

表紙の人 山本三四年・高知市上下水道事業管理者

持続可能な上下水道の確立へ変わりゆく時代に挑戦 水供給の最終責任を担う

昨年10月に高知市上下水道事業管理者に就任した山本氏は、1977(昭和52)年の高知市入庁以来、約40年間にわたり水道一筋でキャリアを重ねた技術者だ。高知市は南海トラフ巨大地震やそれに伴う津波により甚大に被害が発生するとされている。山本管理者の指揮の下、高知市上下水道局はどのように地震や津波に備えているのか。また、10月に施行された改正水道法に対してどのように捉え、改正水道法に関連したどのような取組みを行っているのか。忌憚のない考えも含めて同局の取組みと今後の展開を聞いた・・・

山本 三四年(やまもと・みよとし)氏 プロフィール

 1977(昭和52)年高知工業高校土木科卒業、同年高知市に入庁、水道局工務課に配属。同局給水課給水サービス係長、同課課長補佐、浄水課長、次長、上下水道局長などを経て、2018(平成30)年10月より現職。趣味はスポーツ。毎週日曜日の半分は仲間とのテニスに費やし、散歩やサイクリング、ゴルフにも出かける。職場の卓球部と野球部にも参加している。「人とのつながりを大切にしたい」として、若い職員と飲みニケーションを図りながら本音の話を聞き、意思疎通を図ることも。好きな言葉は管理職に就任する際に先輩から贈ってもらった「無理をしない」「一人で背負い込まない」「何とかなるということを信じる」。常にこれらの言葉を頭に浮かべながら、高知市の上下水道を次世代に引き継ぐべく、同市上下水道局における変わりゆく時代への挑戦をけん引している。1959(昭和34)年生まれの60歳。

12月号目次

■グラビア
・こうろん 災害への備えは官民連携で ・・・ナポリタンもんじゃ
・台風19号 被災地へ支援の輪
・連携の時 日水協 令和元年度全国会議
・函館水道展 基盤強化へ技術一堂に
・新技術適用へ実証実験
・インフラ支える多様な技術
・マンスリーフラッシュ
■表紙の人に聞く
・持続可能な上下水道の確立へ 変わりゆく時代に挑戦 ・・・山本三四年
■記者座談会 全国会議と水道展を考える
■詳報 小規模水供給システムのあり方に関するシンポジウム②
■短期連載 詳報・海外水ビジネス研究会提言報告会③
■コラム 海外水ビジネスの眼 大洋州島嶼国において ・・・Y・O
■技術評論 レッドリスト ・・・一水四見
■東京水道人物伝③ 水道水源林のあゆみと有名無名人 ・・・山田弘
■連載 鉛中毒と鉛管の話 第7回 実情に合わない採水方法と鉛管対策 ・・・梶野勝司
■Finder~技術者の視点から~? 執着柔軟 ・・・中里卓治
■「下水道技術士」への道(14) ・・・下水道技術士試験研究会
■余話様々・虚無恬淡 第66回 欧州人孔蓋の様々-1 ・・・亀田泰武
■下を向いて歩けば 第六十回 トイレから見る社会の変化 ・・・垣下嘉徳
■海外短信 共同水道のカギ ・・・齋藤博康
・経済時評 インフラメンテを主流に ・・・真保秀幸
・公論ダイジェスト
・広告索引/編集後記
◆表紙バック写真 高知市水道の基幹施設・旭浄水場

記者座談会 全国会議と水道展を考える

日本水道協会の令和元年度全国会議ならびに日本水道工業団体連合会主催の「2019函館水道展」が11月6~8日の3日間、水道通水130周年の節目を迎える函館市で開かれた。全国会議には3000人を超える水道関係者が終結、21題にわたる会員提出問題等の討議や過去最多となる488編の研究発表などを実施。水道展はテーマを「基盤強化で構築する水道事業の確かな未来」に一新、124団体・企業が出展し、最新の製品・技術を展示、約3000人が来場した。全国会議と水道展の経過を振り返りつつ、その意義などについて語り合ってみた・・・

経済時評 インフラメンテを主流に

厚生労働省、国土交通省ら6省合同による第3回インフラメンテナンス大賞(選考委員長=山極壽一・日本学術会議会長、京都大学総長)の表彰式が11月7日に開かれた。上下水道のインフラ技術も厚生労働大臣賞、国土交通大臣賞を受賞。厳しい財政状況の中で急速に進むインフラの老朽化に対応するため、インフラメンテナンスを効率的かつ効果的に行う体制の確保が求められている。現場で日々対峙する課題の解決へ、水インフラ最前線に立つ現場の創意工夫が持続可能な社会へ光を灯す・・・

 

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