水道公論

水道公論 2019年10月号

水道公論2019年10月号

表紙の人 藤川幸造・全国管工事業協同組合連合会会長

街の水道屋さん”の持続的発展を支える 地域知悉する組合が水道の守り手に

水道管路の更新・耐震化、全国で相次ぐ自然災害時の応急復旧の最前線で活躍する管工事事業者は、特に地方において人手不足が深刻化し、若者の入職・定着が喫緊の課題となっている。魅力ある、そして働きがいのある業界にするためにどうすればよいか。今年7月の全国管工事業協同組合連合会通常総会で第6代会長に就任した藤川幸造・富山市管工事業協同組合理事長・富山県管工事業協同組合連合会会長に、管工事業界の現状、改正水道法への対応、全管連としての取組みなどをお聞きした・・・

藤川 幸造(ふじかわ・こうぞう)氏 プロフィール

昭和46年3月日本大学商学部商業学科卒、平成18年8月藤川建設代表取締役に就任、今年8月から代表取締役会長に。地元組合に関しては、平成15年5月から富山市管工事業協同組合理事長、同じく富山県管工事業協同組合連合会会長として陣頭に立ち、全管連でも平成17年7月から副会長として、大澤規郎前会長を支えた。今年7月の鹿児島市内で開催された第59回総会で、第6代会長に就任した。昭和23年11月28日生まれ、富山市出身。

10月号目次

■グラビア
・こうろん 地球温暖化と雨 ・・・湖李安
・各地で台風・豪雨が猛威
・下水道展’19横浜/水道イノベーション賞
・経験・知識学び 人材育成、継承を
・持続可能な社会を技術で支える
・マンスリーフラッシュ
■表紙の人に聞く
・“街の水道屋さん”の持続的発展を支える ・・・藤川幸造氏
■記者座談会 下水道展で見る・知る 現在のトレンド
■逆転の思想 公共施設遺産の管理 ・・・亀田泰武
■インタビュー
簡易水道60年記念誌 編纂秘話 編纂委員長 鈴木繁氏に聞く
■技術報告 神戸市における管路更新と耐震化・今後の方向性 ・・・伊賀正師
■特別寄稿 『大変革の21世紀(著:丹保憲仁)』を読んで ・・・熊谷和哉
■短期連載 詳報・海外水ビジネス研究会提言報告会①
■技術評論 仮想通貨とブロックチェーン ・・・新生水
■公論交差点 齋藤博康氏:「水道事業と官民連携の課題」へのコメント ・・・多田純治
■「下水道技術士」への道(12) ・・・下水道技術士試験研究会
■Finder~技術者の視点から~?付加価値 ・・・中里卓治
■連載 鉛中毒と鉛管の話 第5回 水道水中の鉛の基準 ・・・梶野勝司
■余話様々・虚無恬淡 第64回 読書あれこれ その4 ・・・坂本弘道
■海外短信 ナポリを見て死ね ・・・齋藤博康
■下を向いて歩けば 第五十八回 「マンホール」は差別語? ・・・垣下嘉徳
・経済時評 停電対策の充実を 真保秀幸
・公論ダイジェスト
・広告索引/編集後記
◆表紙バック写真 7月3日に鹿児島市内で開催された全国管工事業協同組合連合会第59回通常総会・全国大会

記者座談会 下水道展で見る・知る 現在のトレンド

8月6日から4日間にわたり横浜市で開催された下水道展’19横浜は、当初の目標を大きく上回る約4万6000人の来場者を記録し、11年ぶりの開催地となった横浜の街を下水道関係者や一般市民の熱気が覆った。展示会場では各企業や団体による最新鋭の技術展示のほか、災害対策や経営の効率化など下水道が抱える課題を見据えたシンポジウムなども活況を呈した。今回は取材に奔走した記者の目を通して、見えてきた下水道の今を追ってみた・・・

経済時評 停電対策の充実を

予想をはるかに超える自然災害によって水供給機能に支障が出る被害が増加してきた。地震被害や土砂崩れ、浸水によって水道施設そのものの機能が使えなくなるケースもあれば、停電などの外的要因によって浄水・送配水機能が停止してしまうケースも発生している。9月初旬に首都圏を直撃した台風15号では停電により最大で13万戸超が断水。自家発電設備の稼働や配水系統の切り回しなどで断水区域の最小化を懸命に図ったが、停電の長期化は断水区域の拡大を招いた。日頃、当たり前に利用してきた水道は電力依存度の高いインフラであることが改めて示された。水供給の持続に向けた停電リスク対策は重要政策に位置づけられる・・・

 

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