水道公論

水道公論 2019年01月号

水道公論2019年1月号

表紙の人 辻原俊博・地方共同法人日本下水道事業団理事長

地方公共団体のパートナーとして邁進 計画から管理までの流れを俯瞰

頻発する災害やIT社会の到来、本格的な人口減少時代の突入など、地方公共団体の下水道事業を取り巻くさまざまな課題に対し、「ソリューションパートナー」「ナショナルセンター」を旗印に、最適解を導くための工夫を重ねているJS日本下水道事業団。本誌では、新年を迎えるにあたって、辻原理事長に現在課題とお考えのこと、その実現に向けた果たすべき役割などについて聞いた・・・

辻原 俊博(つじはら・としひろ)氏 プロフィール

 昭和50年に東京大学法学部卒業、建設省に入省。昭和63年建設省都市局都市政策課課長補佐、平成元年日本下水道事業団企画総務部総務課長、5年国土庁長官官房総務課広報室長、16年国土交通省大臣官房審議官、19年国土計画局長など多彩な職を務め、29年1月に現職に就任。
 趣味は将棋。負けるの嫌で最近は「観る将」だと笑うが、プロの対局は時間を忘れて見入ってしまうという。愛読書は昭和史の本。「なぜ戦争になったのか。なぜ負けて、どのように復興したのか。そこは検証したほうがいいし、われわれも知るべきだと思います」。信条は「実行」。「思い出に残っているのも具体的な成果が残った仕事。現場で実行して成果を上げることが何より重要だと思っています」と話す。地方公共団体のソリューションパートナーとして、新たな地平を見据えるJSトップの実行力に期待がかかる。昭和25年、和歌山県生まれの68歳。

1月号目次

■グラビア
・こうろん 将来の夢 ・・・知水拓水
・改正水道法が成立“基盤強化時代”到来
・災害対応力強化へ一丸 日水協・初の全国応援訓練
・はばたけ!!未来支える新技術
・協力関係維持で合意
・マンスリーフラッシュ
■表紙の人
・地方公共団体のパートナーとして邁進 ・・・辻原俊博氏
■記者座談会 全国応援訓練からの教訓
■逆転の思想 カタカナ語の氾濫 ・・・亀田泰武
■特別企画 水を語る会10周年記念座談会 第1弾~誕生の軌跡
■新シリーズ 海外水ビジネスの要点を探る ・・・海外水ビジネス研究会
■世界に貢献する日本の力~JICA専門家の活躍~(15)マラウイ ・・・肥後武司
■新年アンケート企画:いま考える水道の三大技術
■沈黙の春の小川 6-3 ・・・稲場紀久雄
■技術評論 配水池の簡易耐震評価を! ・・・虚心坦懐
■水処理工学の基礎〔70〕 …丹保憲仁・小笠原紘一
■特別寄稿 ルワンダ水道訪問記 ・・・國實誉治
■「下水道技術士」への道(4) ・・・下水道技術士試験研究会
■御岳山の小さな水道の思い出 ・・・白水暢
■新春エッセイ カラスの嘆き ・・・杉戸大作
■下を向いて歩けば 第四十九回 「下水道の日」「いい蓋の日」 ・・・垣下嘉徳
■海外短信 二重国籍 ・・・齋藤博康
・経済時評 改正水道法の公布 ・・・竹林虎太郎
・公論ダイジェスト
・広告索引/編集後記
◆表紙バック写真 日本下水道事業団研修センターでの海外下水道技術者研修(インドネシア)

記者座談会 全国応援訓練からの教訓

「全国地震等緊急訓練」の一環として、静岡市を舞台に行われた日本水道協会の全国応援訓練。全国7地方支部の給水車が集結、応急給水訓練や応急復旧訓練などを通じて各地方支部・都道府県支部の役割の確認や事業体間の連携強化を図った。全国的に災害が多発している現在、緊急時にお互いの顔が見える関係を構築することは重要なポイントだ。今回の記者座談会では取材に赴いた記者を中心に、訓練の様子と今後の展開について語ってもらった・・・

経済時評 改正水道法の公布

改正水道法が12月6日、衆議院本会議で与党らの賛成多数により可決された。昨年3月の改正案初提出から21ヵ月を経ての成立となった。昭和52年以来となる第1条の改正により、法律の目的は「水道を計画的に整備し、水道事業を保護育成する」という文言に代わって「水道の基盤を強化する」となる大改正に及んでいる。新たな目的に向かって関係者の責務の明確化、広域連携・官民連携と適切な資産管理の推進のための措置なども盛り込まれている。この機会に改正水道法の今後の流れを追ってみた・・・

 

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