水道業界EXPO ’22

ジャパン・トゥエンティワン株式会社

キーワード
  • 漏水
  • 管路更新
  • 維持管理
  • 老朽化
  • 効率化

人工衛星で宇宙から漏水を検知

アステラ・リカバー/マスタープランで水道事業の持続発展を

■社会の役に立つ製品を

 当社は創業以来23年、イスラエルのハイテク商材の取り扱いを中心に事業開発を行ってきました。イスラエルは、第2のシリコンバレーとも言われ、スタートアップ企業の多い魅力的な国です。当社が注力する事業領域は常に変化しますが、「ユニークで社会に貢献できる製品を日本市場に送り出す」という理念は変わりません。当社が国内正規代理店を務める「ユーティリス社」のサービスは、近年最も注力しており、世界的に水道インフラの老朽化が問題となる中、「人工衛星データを用いて宇宙から漏水を検知する」という類を見ないアイデアを、独自技術を通して世界で初めて実現しました。ハイテク技術を通して社会課題を解決するユーティリス社のミッションに、当社も強く共感しています。

■64カ国500件以上の実績

 ユーティリス社の漏水検知サービス「アステラ・リカバー」は、主にJAXAの衛星(だいち2号)を用いて提供され、地上に照射される電磁波と反射波のデータを、独自アルゴリズムとAIで解析し、水道の漏水を判定しています。豊田市で実施した「リカバー」のプロジェクトでは、漏水の可能性があるとされた556区域(調査延長258.8㎞)のうち154区域で計259カ所の漏水を発見し、従来5年程度を見込んでいた調査が約7カ月で完了しました。ユーティリス社では2016年のサービス開始以降、全世界で64カ国500件以上のプロジェクトを完了しており、昨年は、これら実績と知見をもとに「アステラ・マスタープラン」という新サービスを開始しました。管路全体を5段階でリスク分類し、中長期の管路更新計画の参考となるデータを提供します。
 今後も「リカバー」「マスタープラン」の両システムを積極的に展開していきます。

■今後の課題と展望

 全国の事業体からご要望の多かった広域化に関しては、ユーティリス社と交渉しコスト対策を開始しました。また、彼らは世界で既に5万件以上の漏水データを取得し、その数は増え続けているため、今後も調査精度は高まっていくと予想されます。
 当社としては、有収率向上など最終成果に繋げるまでのサポートを強化していきます。
 世界中の成功事例や漏水発見・修繕につながるKPI(業績評価指標)の設定、レポート、費用対効果の分析、パートナー企業様との協業も進んでいます。さらに、昨年ご導入の豊田市様からは、「リカバー」の漏水可能性エリアに関するデータが実施直後の調査・修繕以降も事故対応時の絞り込みなどに役立っているとの話をいただいています。また定期的に衛星による調査を行い、有収率を改善したい、という要望も増えてきており、次年度以降は、単発ではなく、定期的な調査で有収率を大幅に改善させていく事業体も出てくると思います。
 昨年開催のウェビナーには200近い事業体の参加登録がありました。今年に入ってからも多くのお問い合わせをいただいており、2022年度の採用見通しは20前後となる予定です。また、漏水記録を紙ベースで記録・管理している事業体が多い印象がありますが、ユーティリス社では漏水データや調査結果を管理するWebサービスや、調査用携帯アプリも提供しています。世界に類をみない技術とサービスを最大活用できる状態でご提供し、日本の水道事業の持続・発展に貢献したいと考えています。

ギャラリー(画像はクリックで拡大表示されます)

出展企業一覧

企業名をクリックして詳細情報をご確認ください。

連載 水を伝える
連載 水を伝える
ページの先頭に戻る