水道業界EXPO ’21EXTRA

東亜グラウト工業株式会社

キーワード
  • アイスピグ
  • 特殊アイスシャーベット
  • 配管洗浄
  • 汚泥
  • 濁水

広域・大口径の洗管を視野に

アイスピグ管内洗浄工法

■飛躍の一年を経て

 当社の「アイスピグ管内洗浄工法」は、水と塩で構成される特殊アイスシャーベットを管内に注入してピグを形成し、付着物や堆積物を除去する洗管技術です。2019年のインフラメンテナンス大賞での優秀賞受賞をきっかけに、多くの問い合わせや発注をいただき、施工実績を大きく伸ばすことができました。マンガンやシールコート片対策としての効果が確認できたり、そうした効果を認めていただき、職員の方同士のつながりで別の事業体に採用いただいたりと、嬉しい出来事もありました。
 そして、条件が異なる全国の事業体にお話を伺う中で、アイスピグ洗浄が解決に役立つと考えられる大きな問題が二つ見えてきました。一つは「広域的な管内環境の問題」、もう一つが「滞留水の問題」です。

■効率的な計画を提案

 広域的とはどういうことかというと、一部の区間だけでなく、導水管から配水管までの至るところに管内環境の悪化が見られるケースが少なくないのです。除鉄・除マンガン設備のない井戸水源の管路などが典型的で、もちろん導水管が最も多いのですが、長く使い続けていれば下流の配水管にも鉄やマンガンが付着・堆積していきます。その全てに布設替えで対応するのは難しく、更新を待っている間にも付着物は剥がれていきます。どこかで手を打たないと問題は広がる一方です。
 そうした状況に対して、計画的・継続的な洗浄業務も増えてきた中で、当社では「洗浄をどこから始め、どう進めていくのが効率的か」というノウハウを蓄積しつつあります。長距離を一度に洗浄できるというアイスピグ洗浄のメリットを生かし、限られた予算で最大限の効果が出せるような洗管計画を提案しますので、まずは気軽にご相談いただければと思います。

■大規模事業体のニーズも

 もう一つの滞留水の問題は、給水量の減少に伴って管網末端の管内面にバイオフィルムが発生しやすくなり、流速が上がると剥がれて流出してしまうというものです。もともと多くの給水人口を抱え、口径の大きな管路を備えた事業体ほど人口減少の影響が大きく、大規模事業体でも地域によっては問題が常態化してきているようです。
 そうした状況を踏まえると、今後は中口径から大口径の管で管内洗浄のニーズが高まっていくのではないかと思います。私の知る限り、口径200mm以上に適用できる洗浄工法は相当に数が限られるのですが、アイスピグ洗浄はカタログスペックで400mmまで、実績としては500mmまで問題なく洗浄できています(現在カタログを「500mmまで」に改訂中)。最近ではある事業体で口径600mmの試験施工を行い、結果を検証しているところです。
 昨年度は主に中小規模の事業体で、一定以上の結果を出すことができました。それもあって大規模事業体からの引き合いが増えたので、今後は大口径管の曲がり部や伏越し部などにもチャレンジし、手法の確立を図っていきたいと考えています。

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