水道業界EXPO ’21EXTRA

株式会社 清水合金製作所

キーワード
  • バルブ・弁・栓
  • 耐震・GX・ソフト
  • ガスケット・パッキン・補強
  • 水処理・小規模
  • 緊急・遮断

長期の劣悪環境を経ても確実に作動

マークリング型緊急遮断弁

■確実な配水遮断と復帰操作のための緊急遮断弁

 近い将来、日本の国土の広範囲に被害を及ぼす海溝型巨大地震が発生することが予測されています。事業体間の応援体制はすでに確立されていますが、被災状況によっては他の事業体からの応援給水をすぐには開始できない事態が発生することも考えられます。
 そこで、地震時に配水管から漏水していても確実に配水池の貯水を守り、応急給水に必要な浄水を確保する緊急遮断弁の設置が必要になります。
 緊急遮断弁に求められる性能としましては、まずは当然ですが、地震動や異常流量を感知して貯水流出を確実に遮断することが挙げられます。
 また、近年の災害発生時には、対応に当たることができる事業体の職員の数が少なく、現場で人手不足になっていることが指摘されています。そのため、担当職員以外でも復帰操作等が簡単にできる機構が求められています。
 さらには、昨今の事業体の経営環境の厳しさを考えますと、整備コストの低減も考慮する必要があります。
 緊急遮断弁に対するこうしたご要望にお応えする製品として、当社の「マークリング型緊急遮断弁」をこれからご紹介します。

■弁本体がコンパクトになり、狭小スペースへの設置が可能に

 まず、最初の「確実な動作」に対しては、ロック解除機構に高湿度等の劣悪環境下に長期間さらされても安定した作動を維持する油圧方式を採用しています。
 制御盤内の地震計からの震度や流量計からの過大流量を感知した信号を受けた際にオイルリレー方式にて弁を遮断することが可能です。地震動と流量は一定時間内に双方とも設定値以上に達した場合、もしくはどちらかのみ設定値に達した場合など、遮断方式を選択スイッチで切り替えることができます。
 遮断駆動方式がウェイト式の場合は、停電時でも重錘が重力により自力で弁を遮断します。
 復帰操作は、制御盤前面にある弁操作ハンドルを操作することにより油圧ホースを介して動力を伝達する方式を採用しており、水没や蓋固着等で弁室に入れなくても復帰ができます。高効率油圧方式であるため、軽い力で容易に復帰操作をすることが可能です。
 弁本体に操作ハンドルを設けないことで弁室のサイズを縮小することが可能になり工事費用も縮減します。弁本体がコンパクトになったため、既設弁室の開口部が小さい箇所でも楽に搬入することができ、多くの緊急遮断弁の更新現場で高い評価をいただいています。
 緊急遮断弁に更新し配水場を応急給水拠点に改修して運用する事例も増えてきており、同時に場内配管のフランジ接合部に当社の「マルチガスケット」を採用して耐震補強を行う場合もあります。
 当社の緊急遮断弁をご採用いただいた事業体には、運用前に操作や維持管理についてきちんとご説明することはもちろんのこと、人事異動のタイミングを捉えて製品のご説明に上がることも行っています。ご説明の際にいただいたご意見を基に、製品カスタマイズへの反映や新製品のご紹介をさせていただくこともあります。バルブでお困りの際はお気軽に当社へご相談いただけましたら幸いです。

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