特集企画
東日本大震災から5年 -あの日を忘れない 被災地復興に残したレガシー-
2016年03月09日
教訓「形」に残し復興へ5年目の春
東日本大震災から早5年が過ぎようとしている。
あの激震をあらためて振り返ると、13都県134市町村等にも及ぶ過去に類を見ない広域災害となり、下水道インフラも処理場120カ所、管路675㌔㍍という甚大な被害が発生した。
当初、巨大津波、大規模液状化など、想定外の被害状況に復旧への道程の険しさが予想されたが、福島原発事故による避難指示区域や、高台移転など復興まちづくり事業に伴う面整備を除けば、関係者の英知と努力により、ほぼすべての処理場・管路が復旧を終えたようだ…(5面)
【第2部目次】
◇震災の記憶紡いで未来へ仙台が後世に伝えるもの …6、7面
奥山恵美子・仙台市長
×
塩路勝久・国土交通省下水道部長
◇豊かな海を守る大船渡モデル震災乗り越え創る未来 …8、9面
戸田公明・大船渡市長
×
加藤裕之・国土交通省下水道部流域管理官
◇次世代につなぐ未曾有災害の遺産 …10面
-神栖市-
◇行政間連携がつないだ被災地支援の持続 …11面
-東京都・TGS・浦安市-
◇被災市町村の事業持続に向けて …12面
-岩手県-
◇将来を見据えた復興の軌跡 …13面
-宮城県-
◇発災から5年放射能汚泥対策の軌跡 …14面
-環境省-
◇住民帰還へ浪江町災害復旧工事 …15面
-福島県浪江町-
◇地域の持続と未来志向の視点 …16、17面
大村達夫・東北大学教授
×
手塚利幸・宮城県山元町上下水道事業所施設班長
×
櫛田泰明・いわき市生活環境部生活排水対策室長
×
小浜一好・横浜ウォーター技術統括部長
◇本格供用目前未来志向型処理場の全容 …18、19面
-仙台市南蒲生浄化センター-