水道公論

水道公論 2020年3月号

表紙の人 久保俊裕・(一社)日本ダクタイル鉄管協会会長・理事長

広域連携の橋渡しへ情報交流の場を提供 官と学をつなぐセミナー管路DBの研究成果軸に


 昨年10月に改正水道法が施行され、全国各地で水道の基盤強化に向けた取組みが推進されつつあるが、水道資産の約7割を占める管路の対応は喫緊の課題の一つだ。昨年6月から(一社)日本ダクタイル鉄管協会の会長・理事長として、水道のメイン管材であるダクタイル鉄管業界の陣頭指揮を取る久保氏にご登場を賜り、同協会が近年注力する取組みや今後の展開、水道の基盤強化に向けた活動方針などを聞いた・・・

久保 俊裕(くぼ・としひろ)氏 プロフィール

1979(昭和54)年に㈱クボタ入社。鉄管研究部長、鉄管企画部長、代表取締役副社長執行役員兼本社事務所長兼人事・総務本部長などを歴任し、2019(平成31)年に退任。2014(平成26)年9月から(一社)日本ダクタイル鉄管協会会長、2019(令和元)年6月から同理事長を務めているほか、関西経済連合会の労働政策委員会副委員長およびグローバル人材育成活用委員会副委員長、日本水道協会理事などの要職も歴任している。座右の銘は「継続は力なり」と松尾芭蕉が説いた「不易流行」。「たとえ少しずつでも前へ前へと進んでいくといずれは目標に到達する」「常に新しさを取り入れていくことこそが変わらず続いていくことの本質」と語る。愛読書は池波正太郎の鬼平犯科帳、剣客商売など。趣味はゴルフ。「あまり上手ではないが、打ち方に、道具に、攻め方に考えを巡らせることは面白い」と破顔する。1953(昭和28)年4月5日生まれ。


記者座談会 9年目を迎えた「水の天使」

 第52回ミス日本コンテスト2020(主催=(一社)ミス日本協会)が1月20日に開かれ、応募者2525人の中から、2020ミス日本「水の天使」に獨協大学法学部2年生の中村真優さんが選ばれた。ミス日本「水の天使」が2012年に創設されてから9年目を迎え、これまでに11人の「水の天使」が誕生している。この機会にこれまでの「水の天使」の経過を振り返りつつ、現状と課題について語り合ってみた・・・

3月号目次

■グラビア
・こうろん コロナウイルス ・・・幹太
・漏水影響を早期回避
・ダム機能強化へ
・水道法改正受けて さまざまな取組み
・海外の上下水道事業に貢献
・新たな技術で効率的な管理進める
・マンスリーフラッシュ

■表紙の人に聞く

・広域連携の橋渡しへ 情報交流の場を提供 ・・・久保俊裕氏

■逆転の思想 ネット接続のトラブル ・・・亀田泰武

■『フランスの上下水道経営』発刊直前特別企画 今後の上下水道経営手法を考える

■特別寄稿 「盛岡市水道経営管理システム」の構築 ・・・平野耕一郎

■連載 鉛中毒と鉛管の話 第10回(最終回) 鉛管対策の今後に向けて ・・・梶野勝司

■技術評論 守破離 ・・・中里卓治

■世界に貢献する日本の力~JICA専門家の活躍~(22)「無収水削減能力向上プロジェクト」に従事して ・・・田口雅行

■シリーズ 海外水ビジネスの要点を探る⑪
新興国のカントリーリスクと地方自治体リスク ・・・工藤克典

■海外水ビジネスの眼 プノンペンの上下水道と民主主義 ・・・不見丸

■公論交差点 原水の高濁と断水との関係について ・・・堀真佐司

■不定期連載 東京水道人物録④ 計画策定のあゆみと有名無名人 ・・・山田弘

■海外短信 ベルリンの壁と水道 ・・・齋藤博康

■「下水道技術士」への道(17) ・・・下水道技術士試験研究会

■下を向いて歩けば 第六十三回 床の間には、掛け軸か置き蓋か ・・・垣下嘉徳


◆表紙バック写真 カリフォルニア州サンノゼ市のペニテンシア浄水場へつながる導水管路(2本)と送水管路(1本)に採用された、ハザードレジリエントダクタイル鉄管(Ф1800、1650、1500)

 

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