水道公論

水道公論 2020年2月号

水道公論2020年2月号

表紙の人 植松龍二・国土交通省水管理・国土保全局下水道部長

多様なプレイヤーの活躍を支援へ 強靭化、ICT、アセットに注力

人口減少社会が到来する一方、老朽施設や災害リスクの増大、環境・エネルギー問題への対応が求められる中、国土交通省下水道部は、下水道事業に関わる多様なプレイヤーの活躍を支援するべく、さまざまな施策を展開している。昨年7月に下水道部長に就任された植松氏に、現下の下水道事業に対する印象をはじめ、豪雨災害の対応、気候変動を踏まえた対策や下水道経営のあり方の検証、広域化・共同化、水インフラ輸出、官民連携、技術開発、さらには昨年12月に設置された下水道政策研究委員会制度小委員会の位置づけや狙いなどをお聞きした・・・

植松 龍二(うえまつ・りゅうじ)氏 プロフィール

 平成元年3月早稲田大学大学院理工学研究科修了後、同年4月建設省入省。14年4月国土交通省都市・地域整備局下水道部流域管理官付補佐、15年4月滋賀県琵琶湖環境部下水道計画課長、16年10月日本下水道事業団事業統括部計画課長、18年7月国交省下水道部下水道事業課企画専門官、20年4月同課町村下水道対策官、24年4月日本下水道協会技術研究部長、25年4月国交省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課下水道事業調整官、28年4月土木研究所先端材料資源研究センター材料資源研究グループ上席研究員、29年4月国交省四国地方整備局河川部長、30年7月国交省下水道部下水道事業課長などを経て、令和元年7月より現職。学生時代は野球やハンドボールに熱中。今はもっぱら健康維持のため週末にプールに通う。座右の銘は、「人事を尽くして天命を待つ」。「結果は周辺環境など自分ではどうにもならないことで左右されてしまうこともある。そこに至るまでどれだけ努力を積み重ねてこれるかを重視したい」と話す。昭和40年1月生まれ、東京都練馬区出身。

2月号目次

■グラビア
・こうろん 水循環とエネルギー ・・・水未来の流離人
・事業課題の解決へ議論着手
・台風19号 本格稼働へ一歩ずつ
・基盤強化へ取組みさまざま
・注目集まる新しい技術
・躍動する技術 各地で強み発揮
・マンスリーフラッシュ

■表紙の人に聞く
・多様なプレイヤーの活躍を支援へ ・・・植松龍二氏

■記者座談会 10大ニュースで振り返る2019年の上下水道界

■逆転の思想 法制度改革の牛歩 ・・・亀田泰武

■長期連載 詳報・海外水ビジネス研究会提言報告会⑤

■海外水ビジネスの眼 タイの水道事情 ・・・naam

■技術評論 デジタル通貨リブラなど ・・・新生水

■本誌ルポ 津波被害から住民を守る/和歌山県すさみ町

■連載 鉛中毒と鉛管の話 第9回 水道水への鉛溶出と広報 ・・・梶野勝司

■海外短信 沈黙する神に問う ・・・齋藤博康

■トピックス 指定給水装置工事事業者制度を巡る動向を追う

■Finder~技術者の視点から~?自己啓発 ・・・中里卓治

■「下水道技術士」への道(16) ・・・下水道技術士試験研究会

■保存版 水道公論総目次2019

■下を向いて歩けば 第六十二回 鮭よ!お前もか ・・・垣下嘉徳

・経済時評 日本ならではのモデルへ ・・・真保秀幸
・公論ダイジェスト
・広告索引/編集後記

◆表紙バック写真 日本最大の湖・琵琶湖

記者座談会 10大ニュースで振り返る2019年の上下水道界

2019年も上下水道界では多くのニュースが生まれた。日本水道新聞ならびに日本下水道新聞では、毎年末に10大ニュースとして、その年にあった出来事を振り返る記事を掲載している。水道公論編集部では、両紙の10大ニュースを眺めつつ、豪雨被害への備え、宮城県が進めるコンセッション方式への期待と不安、水道料金と下水道使用料を巡る議論に関する感想や料金体系のあり方など、2019年で印象に残った出来事について、ざっくばらんに意見交換を行った・・・

経済時評 日本ならではのモデルに

宮城県議会は昨年12月17日の本会議で「公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」を賛成多数で可決した。改正された条例は、民間資金等の整備等の促進に関する法律(PFI法)に基づいて、民間事業者の選定手続き、運営権者の運営等の基準、業務の範囲、利用料金等を規定する内容となっている。官民が連携して上・工・下水道を一体的に運営する宮城県上工下一体官民連携運営事業、いわゆる「みやぎ型管理運営方式」の実現へ大きな一歩を踏み出した・・・

 

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