特集企画

CWO設立による上下分離方式の始動

2017年05月10日

新たなスタートを切った大阪市下水道事業を追う

 大阪市における汚水処理は、古くは太閤下水による快適な住民環境の確保から始まり、明治24年には近代下水道事業に着手。以来、120年を超える歴史の中で、市内の水環境改善や市民がより親しみを持てる水辺の創造などを率先して進めてきた。一方で、同市では今後予想される下水道使用料収入の減少や職員数の減少などを鑑み、下水道事業における経営改革の検討に着手。議論を重ねる中で施設の所有や大規模な計画立案を市が担い、維持管理業務などを新組織が担う「上下分離方式」に着目。安定経営の持続と良質な市民サービスを提供し続けていくべく精査を重ね、昨年7月1日に大阪市の100%出資による「クリアウォーターOSAKA株式会社」を設立。今年度から市内下水道施設(処理場・管きょ・抽水所)の維持管理業務を包括委託することで、下水道事業の持続に向けた新たなスタートを切った。歴史ある大阪市下水道の転換点ともいえる上下分離方式に焦点を当て、大阪市とクリアウォーターOSAKAが一体で描く今後の下水道事業の持続の姿に迫った…(別刷・1~8面)

ページの先頭に戻る